2018年6月6日水曜日

一極集中

地方では高齢化と過疎化で小学校が年を追う毎に廃校になる中で、都会では若年層の人口が急増して小学校の数が不足し、新しく開校されようとしている地域もあります。横浜の弊社ビルから眺めますと、みなとみらい地区の一角にポツンと新しく小学校が竣工しました。周りは高速道路や高層ビルに囲まれていますので、辺りからは小学校の子供たちの様子を見下ろすような光景です。この地域での高層マンション建設は、この10年を経て一先ず落ち着きましたが、ここ何年かの景気回復で、空き地で草茫々になっていたところ、みなとみらい地区では今あちこちでビル建設ラッシュが続いています。2020年までには、この地区の街の様相がバブル崩壊後20年の時を経て、新しく様変わりするものと思われます。横浜周辺に限らず、川崎も近年の都市再開発で高層マンションも林立し、商業施設が整備され、街が大きく変化してきました。日本の人口は変わらずとも、このように大都市に人口が一極集中して、年齢ごとの人口構成が偏ってきているのが日本の現状です。地方と都会の様々な格差を、我々はどのように地域社会問題として解決していくかが、今後の大きな課題だと思います。

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