2018年6月13日水曜日

記憶

昨日は40年ぶりに再会したメンバーの1人を含め、大学時代の5人で親睦会を行いました。興味を感じたのは40年前の話をしながらも、皆よく昔のことを記憶しているからです。AIの時代になると、すべての事が瞬時に抽出されるわけですが、便利な反面、人間らしさが欠けて味気ないものです。新聞で著名人の「私の履歴書」をよく拝見しますが、克明によく記憶されているものだな、と著者の記憶力に感心しております。私自身も見習って近年になり自叙伝を少しまとめていますが、不思議なもので書いているうちに過去の記憶がよみがえってくるものです。頭が呆けないうちに更に書き足そうと考えていますが、記録として日記を付けてこなかったことを今では後悔しています。著名人の伝記を読むことは好きですが、友人の経験談を聴く事も、自分の生い立ちを話すことも大好きです。生きてきた証として、自分の人生を纏めておく事も何かの役に立つと思います。書くことは自分自身の過去を整理することにも繋がりますので、文字として記録を残さないと人生が勿体無い気がいたします。

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