2018年10月15日月曜日

心得

このところ週末は大体、鎌倉へ行くことが多いのですが、昨日も、曇り空の中でも鎌倉の有名なお寺は参拝客で溢れていました。中でも目立つのが外国人観光客の多さです。観光ガイドさんもしきりに外国人に寺院のことを説明していました。いろんな寺院を廻っていますと、殆ど人が訪れない寺院もたくさんあります。有名な寺院は黙っていても人が集まり賑やかですが、閑散とした寺院は静かなものです。先日、誰もいないお寺に朝から出掛けて御朱印をもらったのはいいのですが、参拝する時に本堂の板張りの階段をうっかり土足で踏んでしまったら、お寺の住職から「帰れ!」と怒鳴られてしまいました。私も吃驚したのですが、睨みつける住職もかなり不満のようでした。確かに参拝は厳粛な心で行うべきで、住職から見れば参拝の心得が常軌を逸していると思われたのでしょう。このような経験は初めてでしたので、参拝した後も不快な気分が残りました。慣れない参拝をしていると、自分の不用意さで恥をかくこともあります。お寺を守る側からすると、参拝客でも非常識な行動は許しがたいのは当然だということです。「人の振り見て我が振り直す」ではありませんが、これからは良識ある参拝者から学ぶよう心得たいと思います。

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