2018年10月29日月曜日

理論と実践

「言うは易く行うは難し」という諺があります通り、頭では理論が分かっていても、いざ実践となれば経験がないと経営は覚束ないものです。創業して企業を成長させるのは容易ではないというのは、経験を通して自分なりの理論を持つので困難さも分かります。先日、ある上場企業の創業者と久しぶりにお会いして会話をする機会を得ましたが、御高齢ながら現在も事業欲が絶えない一面を拝見し、大先輩の凄さを感じました。創業者に依り、健康度の違いは後々企業経営に大きく影響を与えます。同業界で、私が古くから知る創業者が長年導いて来た企業を、前者の上場企業が買収したというニュースについて創業者に打診してみたのです。年々創業者も歳を取っていきますので、企業を将来に向けてどのようにバトンタッチしていくかは口で言うほど簡単なことではありません。経営者意識を持ちながら、小さなことの積み重ねにより、周囲が経験を通して成長してくれることを期待しています。

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