2018年10月30日火曜日

教育現場

親しい友人には教員生活を終えて引退生活している人もいれば、未だに嘱託で働いている人も何人かいます。先日、福岡県内の中学校で嘱託勤務している人と会って話しましたが、仕事は新任教員の教育係で一緒に教室で勤務しているようです。現在は保護者への対応も、若い教員は精神的ダメージを受けてうつ病になる方が多いとのことで、ベテラン教師の存在が欠かせないのです。一昔前には考えられない程の教育現場もあり、荒れた学校では保護者の対応で忙しく、授業どころでは現場も多々あると聞きます。現在の彼の勤務地は新興住宅の中にある中学校なので、高所得層が多く比較的に家庭も静かで、荒れる生徒もいなく楽だと話していました。一方、小学校の教員はまだ無邪気な生徒を教える立場なので、教員としても精神的負担な負担は軽いらしいです。現在は中学校も高所得層は殆ど私立中学へ入る時代なので、公立中学校の質を上げるのは簡単ではないようです。経済的な格差がもたらした現代社会の痕跡の一部かもしれません。

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