近年、地方は人口減で過疎化が進んで多くの自治体が将来は消滅すると予想されているのは今や常識となっていますが、人口が集中してきた都会も人口が極端に減らない反面、将来は空き家問題が増えるだろうと思われます。核家族化で都会で増えてきたマンションも古くなると空き家となる傾向が考えられます。人々は新生活を営む時期が来ると新しく住宅を手に入れます。
最近は都会のマンション価格も高騰し、若い人の中で価格的にも手が届く戸建てが増えています。マンションは何十年後か毎に大規模修繕が実施されて4,50年は持ちますが、人口は減り空き住戸も増えていきます。戸建ては古くなると空き家率はマンション以上と予想されます。当然に古くなった空き家も将来的に増加します。
つまり都会では住宅のリサイクル化が進まないために、戸数ばかり増えていずれは空き家が増える時代が到来するでしょう。ヨーロッパなどは住宅の耐用年数も長く、歴代の家族が同じ住居に住み続ける傾向があります。 彼らには日本のように住宅を戸数的に増やさないで、家族が住宅を継承して大切に使い続ける文化があるような気がしますが、日本はどうでしょうか。
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