早朝、たまたまラジオ深夜便「明日への言葉」に出演されていた愛媛県の松山商業野球部元監督、澤田勝彦氏の話をご紹介します。1996年「第78回夏の甲子園野球大会」決勝戦で愛媛代表の松山商が6-3で熊本代表の熊本工業を奇跡的に破り優勝された当時の物語です。1969年(第51回)の時、延長引き分け再試合となって優勝して以来、27年振り5回目の優勝だったようです。
私も初めて感動のドラマを知ったのですが、9回3-3の同点で並び、延長10回熊本工業が1死満塁でチャンスの時に熊本工・本多の打球は守備固めで入ったばかりの矢野への大飛球となり、よもやタッチアップでサヨナラと思いきや、矢野が80メートルをノーバウンドで返球、本塁でタッチアウトにした。そして11回松山商は追加点を上げ、6-3で熊本工を破り優勝を果たしました。
甲子園の野球大会を40年取材してきたNHKアナウンサーの黒氏康博氏も元監督の澤田勝彦氏と話しながら1996年の決勝戦が一番感動したとの事です。つまりタイトルを「人間力」としたのは監督と選手たちの信頼関係、教育と成長が生徒たちの身体に深く浸透するのは、監督自身の人間力に左右されることが大きいとの結論でした。会社の経営も同じではないでしょうか。
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