2019年12月11日水曜日

向き不向き

小学校の時は国語の教科書の劇を演じるのが好きでしたが、あまり機会はありませんでした。高校を卒業して上京したころ、通学する路線から見えるところに演劇学校がありました。役者に憧れていましたが、その道への自信はありませんでした。会社でよくプロのカメラマンに写真を撮られるのですが、演技は全くダメで写真撮影はかなり苦手です。しかし亡くなった高倉健さんなど普段は無口な方が名演技をしているのを見ると、本当に自分もその現場で演じてみたいと思ったりします。好きなことと向くかどうかは全く違うことがわかります。経営者の私も、まさか自分が社長に向くとは思ってもみませんでした。今は社長としての仕事も好きになりましたが、役者も実際は向かないと思っても意外と向くこともあるのでしょう。どちらにしても、その道のベテランになるには大変な修業が必要だということは確かです。人生は二度ありませんが、これからも好奇心を発揮して衰えた脳を少しでも刺激していきたいと思います。

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