2019年12月5日木曜日

一隅を照らす

これは昨日、アフガニスタンで死去の報道のあった中村哲医師が大切にしていた言葉だそうです。私も故中村医師と同じ九州男児ですが、確かに良い事と思っていても、中々恥ずかしくて言えないところがあります。あまり褒められると照れくさくなってその場で身を隠したりするのです。今朝、家内と交わした言葉の中で「世の中に悪い人は犯罪を犯してものうのうと生きているのに、困った人のために懸命に尽くしてきた人は簡単に命を奪われてしまう」と、世の中はなんと理不尽なことだろうと話したものです。社会の片隅で誠実に働き、必要な存在になることを意味しますが、正に中村医師の30年にわたるアフガニスタンでの支援活動はそのようなものだったと思います。医療よりも食料と衛生が最優先だいう話はとても印象的でした。弊社におけるビジネスも社会の「一隅を照らす」ものを目指して参りたいと考えています。お陰様で漸く、会社としての長期経営ビジョンが私の脳裏にも形作られつつあるような機運が湧いてきています。世の中の不幸や貧困を撲滅するためにも、SDGsの倫理観を微力ながらも広めていきたいと考えています。

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