2022年3月15日火曜日

受験時代

今回は 少し自分史を遡ってお話ししてみたいと思います。高校時代は大学への進学を志してはいたものの、進学校でもないので気楽な3年間を過ごしました。唯一、高3年から始めた旺文社のラジオ講座が受験対策のようなものでした。高3の夏休みは大学進学への緊張感を味わうために、新聞配達のアルバイトを兼ねながら夜間の駿台予備校の夏期講習に通いました。

当時、都会の国立大受験生のレベルの高さに圧倒されたことを覚えています。帰郷してから受験勉強に本腰を入れたのですが、国立を受験するまでの学力には至らなかったようです。翌年、上京して東京都北区赤羽の新聞販売所に地方からの仲間とともに大学受験を目指して宅浪の1年間を過ごしました。

しかし受験生ながらのんびりしたもので、休みをもらって富士登山や富士五湖巡りを楽しんだ後に帰宅した翌日には急性盲腸炎で救急車で運ばれて入院する始末となりました。また何か月後に今度は痔の手術で再び1か月ほど入院することになりました。受験勉強どころか新聞配達の合間は入院生活という1年間でした。

その後かつての販売所仲間が皆どこへ進学して、その後どんな人生を送ったのかそれ以来ずっと音信不通ですが、私は新聞販売所を止めて故郷の国立大を受けるために帰郷したのです。しかしながら1浪での受験に失敗し、翌年春に祖父母の反対を押し切って再び上京することになってしまったのです。






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