2022年3月8日火曜日

成長その2

 「大企業は中小企業の集まり」という考えは以前から変わりません。ビジネス書で「アメーバ経営」の話は皆さんご存じですが、収益力のある大企業は何10年も前から全国を小さなブロック制に分けて事業所ごとに独立採算制の経営を行っています。よって各事業所では徹底的に管理会計を叩きこまれます。お陰で私も20代の頃から経営感覚を身に付けることが出来ました。

今考えてみると、当時も小さな企業の社長みたいな役目を20代の頃から自分の仕事としてやらされていました。おそらく私のように若い頃から行動する人はそう多くはなかったと思います。上司から責任を持たされて自分で事業のすべてを取り仕切るのは面白いし、その上に遣り甲斐を感じます。上から言われたことをやるだけの人生ではつまらないと思っていたのです。

本来の仕事以上に余計な仕事をやるのですが、自分で動いて実績を上げれば上司も認めますし、指示されないでも仕事を自由に任せてくれるのです。仕事の範囲は自分で広げていけばいいのです。他の業界からIT業界へ転戦して勝負できたのは、日進月歩で進化する業界であり、技術的なスキルの積み重ねが必ずしも有利ではなかったからです。




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