2022年3月31日木曜日

21年度末に際して

2021年度も終わり、愈々明日から2022年度がスタートします。コロナ禍に悩まされて丸2年が経ちましたが、働き方改革などでテレワークが社会に浸透し業務に支障もなく21年度を無事に終えることができました。この間、コロナ感染拡大が続く中で東京五輪・パラリンピックなど世界のビッグスポーツイベントが開催されて盛り上がり国民も元気づけられました。

さて22年度が始まりますが、ロシアによるウクライナ侵攻で戦争状態が1か月も続いています。エネルギーの供給バランスが崩れ、原油価格の高騰と円安で輸入価格を押し上げ国内に物価高を齎しています。日銀は各国の利上げにも関わらず引き続き緩和策で円安傾向へ進んでいます。日本企業に魅力がないと外国資金も市場から引き揚げられて株安が続くことになります。

漸く人の移動も活発しつつ経済活動にプラスの兆しが見え始めましたが、ロシアの出方が世界経済に影響を及ぼす年になる可能性もあり、ひいては日本経済にも不透明感が漂いかねないところです。寧ろ早急にDXを積極的に進めて真剣に国や産業界の生産性を高めていくことを考えなければならないと思われます。


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